はるなつ子育て絵日記

*日常のこと、ワンオペのこと、海外育児のことなど、様々な出来事を4コマで描いていきます*

【ヨーロッパ在住経験談】国が違えば文化も違う‼︎日本と海外の生活や子育ての違いまとめ

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ヨーロッパ滞在約2年の経験から、日本とヨーロッパの生活や子育ての違いをまとめました。

日本とヨーロッパの違い

公共交通機関

 □子連れに優しい

日本の公共交通機関は子連れで利用するには勇気がいります(TT)
ベビーカーを畳まなければいけないような風潮があります。子どもが寝ているときにベビーカーを畳むって大変なんですよね。
起きていたとしても、子どもを見ながらベビーカーを畳んで子どもとベビーカーとマザーズバッグを持ち上げて・・・至難の業です(;´д`)
一方、私が住んでいた国(以下ヨーロッパとします)では、鉄道やバスにベビーカーを置くための広いスペースがあります。だからベビーカーを畳む必要はないのです‼︎
それに乗ろうとすると必ず誰か「Do you need my help?」と手伝いを申し出てくれます。
ありがたや〜

□マナー

ヨーロッパでは、電車やバスで通話禁止でもないし、飲食も許されています。多くの方が通話しているし、何か食べています。
それと、座席の取りあいがないですね笑
むしろ席を必要としてある人に、席を譲る人が複数いて「私が譲ります」「いやいやこちらが譲ります」なんていう雰囲気すらあります。

□車内で寝る

ヨーロッパ、まず他人の前では寝ません。
電車で寝るのは、日本独特かもしれませんね。
かくいう私も学生時代はよく寝過ごして降りる駅を通り過ぎたものです(´∀`)

□近隣諸国への移動

シェンゲン協定により、国境を越える際に国境検査がいらないのです。電車に乗ってそのまま国を超えることができるのです。これは楽チン‼︎
そのため、隣の国に日帰りで旅行に出かけることも簡単です。

□駅に改札口がない

改札口がない駅もあります。
改札口がない場合は、電車のチケットさえ持っていれば、そのまま電車に乗って移動することができます。但し、不正乗車を防ぐために、不定期に電車内を係員が見回って来ます。
その時にチケットを提示しなければ罰金が課せられます。

自転車

ヨーロッパはほとんどの自転車利用者はヘルメットを着用しています。子どもも大人も。とっても良い傾向ですね‼︎
そして、日本のような運転者の前後に子どもを乗せて走る、いわゆるママチャリに乗っている方はほぼいないです。というか、私は見たことがありません。
チャイルドトレーラーやバックフィッツを利用する方が多数です。逆にこれらは日本では見たことがないです。
また、自転車が走る場所は車道に設けられた自転車専用道路に限ります。

歩道

日本は歩道がそれほど広くないと感じます。
ベビーカーを押していると、すれ違うのに一苦労。
ヨーロッパの歩道は広々としており、ベビーカーを押していても、対向する人とすれ違うスペースを気にしなくても大丈夫でした。

エレベーター

日本のエレベーターは便利で素晴らしいと感じました。
ヨーロッパのエレベーター、結構な頻度で壊れているんですよね。2階で降りたい時、ボタンが反応しないで1階と3階を行ったり来たりして、結局2階で降りられなかったこともあります笑
あと、多くのアパートにエレベーターがついていません。我が家は5階でエレベーターなしでした。子ども抱いて5階まではキツかったです。もはや筋トレです笑

宅配・郵便

日本の宅配、郵便は本当に便利‼︎
ヨーロッパには再配達というものがなく、最初の配達で受け取れなければ保管場所まで自分で取りに行かなければならないのです。おむつのまとめ買いした時なんて、とりにいくのが本当に大変です。

ちなみに在宅していたとしても、1階のエントランスに荷物を置いて行ってしまうので、結局荷物を階段で運ばなければなりません。

ゴミ箱

日本よりもゴミ箱の数が多いです。
ヨーロッパでは電車の中や公園、街中でゴミを簡単に捨てることができます。
定期的にゴミの回収もされており、ゴミ箱からゴミが溢れていることはありませんでした。

マスク

日本ではマスクをしている人が多いですね。花粉症、風邪、スッピン隠し、使用理由は人それぞれですね。
ヨーロッパでマスクしてるのは、旅行中の日本人や中国人がほとんどだった印象です。

風邪薬

ヨーロッパでは薬よりも紅茶で風邪予防、治療をするようです。タイムという紅茶をペットボトルに入れて置いておくと、部屋の殺菌効果があると言われています。

病院

日本の病院は混んでいます。待ち時間が数時間なんてよくあることですね。私の最高待ち時間は4時間です(;▽;)
ヨーロッパでは、病院はかかりつけの登録制な上、予約制なので、まず混みません。

姿勢の良さ

ヨーロッパ、ほとんどの方が姿勢が良いです。スッと伸びた背骨。歩く姿もサマになります。

抱っこひもとベビーカー

日本でよく見かけるのは、抱っこ紐をした方。私も抱っこ紐使っていました^ ^
でも実はヨーロッパでは抱っこ紐をした方をあまり見かけません。ほとんどの方がベビーカーを使用しています。しかもとっても大きなベビーカー!
私は日本の大きめのベビーカーを持ってきたのですが、ヨーロッパのベビーカーに比べてとても小さくてびっくり。
ヨーロッパのベビーカー、タイヤが空気式のものもあり、とっても大きいです。

食べ歩き

ヨーロッパでは、クロワッサンやリンゴ片手に電車乗るとか日常です。最初に見た時は驚きましたが、いつしか私もクロワッサンの食べ歩きするようになっていました笑

パンのトング

ヨーロッパでは、パンを掴むときにトングを使わず素手で取ら方がとても多いです。これはヨーロッパに着いた初日に驚いたことです。
トングは設置されているのに、みんな素手で掴んで袋詰めをしているのです。

子どもへの注意の仕方

基本的にヨーロッパの親は子どもを見守る姿勢でいます。
危険を予測して「危ないよ」とかあまり言わないです。
砂を撒き散らそうが、石を投げようが、木の棒を持って振り回そうが、木の高いところに登ろうが、何も言いません。
一方日本だと、親が常に目を光らせて子どもを見ていることが多いように思います。危ないことをしそうならば「危ないよ!」「ダメだよ!」と遮るシュチュエーションをよく目にします。私もそうです。危険を予測して、先回りして、子どもの行動にストップをかけます。ヨーロッパは違うようですね。

服装

ヨーロッパは薄着という印象でした。
冬に私がダウン2枚着込んでいた時に、イタリア人の友人は、半袖と薄手の上着のみでした。寒くないのか聞いたら、「寒くない。涼しいよ。」と言っていてとても衝撃的でした。
夏は公園で水着で寝そべっている方もたくさんいます。

□サングラス

ヨーロッパは子どもでもサングラスを着用しています。
赤ちゃんから高齢の方までみんなサングラス着用しています。夏の日差しが強くて、まともに目を開けられない日すらあるので、必須アイテムなのかもしれません。

 □窓と網戸

ヨーロッパ、なんと家に網戸がないです。厚い窓ガラスと、しっかりしたシャッターが付いており、日差しの調整をシャッターで行います。

□防寒器具

暖房器具はお湯が内蔵されたパイプ式。そして備え付けの冷房はありません。
冬の屋内はとても暖かく、半袖でも過ごせるくらいです。
夏はというと、壁のペンキが溶けるほど暑いのです。
我が家の壁は溶けました。備え付けの冷房はないので,基本的に暑い時期は窓を開けて風を入れて過ごします。涼しい風がと虫が入ってきます。これは虫嫌いには応えます。てんとう虫が家の中飛びますから笑

□土足

これは欧米の文化の一つとして言わずもがなですかね。
来客もこちらから言わないと靴脱がないです。
玄関も下駄箱もありません。

雨の日

ヨーロッパのほとんどの方がは傘をささずに雨に濡れながら歩いています。フード付きの服であれば、フードをかぶっています。
1日雨予報であれば、レインコートを着用する方もいます。

定休日

ヨーロッパでは基本的に日曜祝日は店が休みです。食品を扱うスーパーも同様です。そのため、連休の前の日は少し多めに買い物をしておかなければなりません。

店で頼む水イコール炭酸水です。
炭酸ではない水がほしいのなら、「炭酸なし」を頼まなければ、炭酸水が届きます。
また、ジュースも高確率で炭酸が入っています。中には、炭酸しか置いていないレストランもあるくらいです。
ヨーロッパの子どもたちは、炭酸が好きで「炭酸水しか飲まない」なんていう子もいます。

スーパーで売っているもの

□野菜と果物

ヨーロッパの野菜果物は量り売りです。
自分で秤に乗せて、重さに応じて出てきた値段シールを自分で貼ってレジに出します。

□卵と肉

卵に鳥の羽や糞がついていることはよくあることです。
そのため、サルモネラ菌が付着していることが多いので、卵をよく洗ってから調理に使い、尚且つきちんと火を通さなければなりません。滞在中、卵かけご飯が恋しくて仕方なかったです。

肉は骨付きがほとんど。日本のような"細切れ肉"がありません。
対面肉売り場で「薄く切ってください」と頼むと切ってくれますが、それでも日本人が見たら分厚い肉といったところです。

□ラップ

ヨーロッパのラップがとにかく使いづらいのです。
切れない、お皿に密着しない!使っててイライラするレベルです笑
日本のラップの使いやすさを実感しました。

ランチ

働いてる人はランチの時間帯になると外に出てくることが多いです。お昼ご飯は公園の芝生やベンチで食べるのです。
ランチのついでに筋トレする方もちらほら見かけます。

バーベキュー

ヨーロッパの多くの公園には、バーベキューのためのグリルが備え付けられています。
休日に食材を持ってきて焼いて食べたり、誕生日なのどお祝い時に利用する方もいます。

ビタミンD

ヨーロッパ日照時間が短いため、身体のビタミンDが不足しやすいのです。そのため、0歳から3歳くらいまでビタミンDを摂取する必要があります。

さいごに

違いを知って、世界は広いことを改めて感じることができました。
いろんな国の、いろんな習慣、常識があることが面白いと思いました^ ^