背中スイッチ攻略法
長女は生まれたときから、布団に置けない子で、常に抱っこしていました。
布団に置いて添い寝でトントンするのもダメだし、バウンサーもダメです。歌を歌ってみても、泣き声にかき消されます。お腹もいっぱいのはずだし、オムツもきれい。なぜ泣いているのか原因はわからないですが、そのまま泣かせておくわけにもいかず、ひたすら抱っこしていました。
しかし抱っこしていても粋の良い魚のように背中を反って暴れるのです。
抱っこのしすぎで、手首が腱鞘炎を起こしたこともあります。
首が座ってからは、抱っこ紐を使うことが多くなり、腱鞘炎は治りました。そして抱っこ紐の中では比較的大人しく寝てくたので、昼間は抱っこひもを装着したまま生活していました。トイレで用を足すにも抱っこひもをしたままです。
しかし、夜も抱っこ紐というわけにはいかないので、どうにか布団に置こうとしても、相変わらず置いた途端泣いて暴れます。
寝かしつけに何時間もかかることもありました。
試行錯誤を繰り返した結果、私が有効だったと思う方法は次の通りです。
抱っこ紐ごと布団に置く
抱っこひもで寝かせたら,抱いたまま赤ちゃんを布団に乗せて、布団に密着させたまま抱っこ紐を外します。紐が身体に絡むと危険なので、熟睡したり、寝返りを打つタイミングで抱っこ紐をどかします。この方法は体制がキツくなることがあるので、肩と腰を痛めないように注意が必要です。
部屋を暗くしてから寝かしつけをする
明るいところから急に暗いところに行くと「寝かされる!!」という意識が働くのか、赤ちゃんが不安になるので、最初から暗いところで寝かしつけします。
一緒に寝るぬいぐるみを決める
これは次女にも実践していることで、特に効果があります。
寝る時に必ずぬいぐるみを側に置いたり、抱かせたりします。そうすると、ぬいぐるみがあると安心して眠れるようになります。ぬいぐるみ=ママ代わりと言ったところでしょうか。歩けるようになった次女は寝る時に自分でそのぬいぐるみを持って来ます。
ドライブする
どうしても泣き止まない夜は夫と一緒に車に乗せて寝かしつけしたこともありました。
車に乗っている間は、揺れが心地よいのかスヤスヤ寝ます。ただ、ぐっすり寝ている赤ちゃんを車から降ろして抱っこし、家の鍵を開けるとすぐに起きることもありました。
寝ない日もある!と割り切る
何をしてもダメならあきらめも肝心。人間、眠くなればいつか寝ます。
寝かしつけは体力的にも精神的にも疲れてしまう大変な仕事です。
私は"子どもに睡眠時間を取らせないといけない”とか”この年齢なら何時間は寝ないといけない”など考えがちでした。育児書やインターネットを見ては落ち込む日々。でも、何を試しても寝ないということもあります。
そんな時はあきらめも肝心!私は寝かしつけを諦めて、夜な夜な窓の外の景色を見てみたり、スマホで子育てブログを読んだりした日もありました。
さいごに
今だからこそ笑い話にできますが、当時はメンタルも弱っていたのをよく覚えています。
抱っこ紐で長女を抱いたままソファで眠ったり、細切れ睡眠であっても自分の睡眠時間を作りました。
そうこうしているうちに、月齢が上がり、長女は布団で寝られるようになっていきました。
全身スイッチだらけだった長女ですが、今では1人で寝ることもできます^^
長女のスイッチ話はこちらもどうぞ⭐︎